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5人の書き手が織りなす様々なをふんだんに書いた季節の物語――。

​湯郷五月「夢の守り人」

​ようりこ
スクールアイドル活動という怒涛の一年間を走り抜けた梨子は3年生に進級した。浦の星女学院で初めて迎える始業。1人ボンヤリと物思いに耽る梨子に声をかけたのは曜だった。彼女は持ち前の明るさでこう告げる。「一緒に帰ろうよ」2人きりの帰り道で彼女たちが交わした約束とは――

SPRING

​SUMMER

​PLUM RAIN

AUTUMN

WINTER

​あるる「何度壊れても、また」

​かなまり

果南と鞠莉がすれ違いから喧嘩を起こし、その亀裂が修復されることなく一週間が経ち、Aqoursの活動も休止する事態にまで陥る。皆が思い思いで自主練に励む中、釈然としない気持ちを抱える果南。そんな中、鞠莉から「話がある」とメッセージが届き――。

​あるる「Distance」

​りんぱな

近所のお祭りにやってきた凛。しかしそこに花陽の姿はない。 高校卒業以来なかなか顔を合わせることが出来ず、花陽に会えない寂しさを日増しに募らせていく凛。賑やかなムードが漂う中、スマホの待受画面越しに花陽に想いを馳せていると――。

しょぼチカ「夢の続き」

ほのえり

雪が降った日。会社員となった穂乃果は実家の手伝いを終えて自宅へと帰る途中に思い出の〝あの場所〟を偶然通った。そこに居たのは……〝あの場所〟にも当時共に居た、あの人だった――

​水瀬茉莉「雨、自殺日和。」

​にこまき

「雨は自殺日和かもしれない――」

​変わりゆく日々で、後輩という関係だけは変わらない。雨の日をきっかけに、親交を深めたにこと真姫。今日もそんな雨の日に、二人は会うことに。やまない雨、静かな部屋。真姫はまた、自殺を繰り返す。

水瀬茉莉「雨に笑わない。」

よしまる

「雨は嫌いだ――」

​雨が止んだらデート。そんな約束した善子と花丸。けれど、梅雨のせいでその日はなかなかやってはこない。そんなある日やっと雨ではない日に心躍る善子だけれど――?

​AUTUMN

​とーま「花。芋。私たち。」

​ことほのえりうみ

絵里の誕生日プレゼントを探すため、秋葉原を訪れた幼なじみ四人組。 買い物を終え、思い出の場所に立ち寄った四人は、昔話に花を咲かせる…… 大学生になった絵里と、高校卒業を控えた穂乃果たち三人。 ひとつの思い出とそれぞれの未来を胸に織りなす、秋のひとときをご賞味あれ。

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